社長インタビュー

有機栽培へのこだわり

有機JAS認定書

有機栽培を続けられてきたのはなぜですか?

社長)実はわたし自身、農薬による健康被害を受けました。これがきっかけで有機栽培への模索を始めました。農薬の脅威にさらされ、お客様にもより安全で健康的な緑茶を届けたいと強く思いました。

なるほど。それでいくら大変だったとしても続けてこれたのですね。

社長)大規模生産地での有機栽培はとても大変です。農薬を使わないという事は土作りから出荷するまで全て人の手で行わなければなりませんからね。草むしりの毎日。何回も心が折れそうになりましたよ。ほんとに大変です(笑)

全国の有名百貨店や海外の高級スーパーで商品が並ぶようになった現在も折田信男の信念は変わらない。

世界への挑戦

Tea Fair Competition 
表彰の様子と盾

日本全国で販売しているおりた園のお茶ですが、世界でも販売強化しているそうですね。

社長)米国LA・NYでの販路開拓を皮切りに、台湾、香港、シンガポールでも販売しています。
海外市場において日本茶は高く評価されています。

今後も海外での販路開拓に力を入れていきますか?

社長)今までは英語が苦手なわたしですが、どうにか開拓してきました。しかし、わたしの息子の光司は、アメリカ留学の経験があり英語が堪能ですし、おりた園のお茶の価値をしっかりと伝える事ができますので、今後さらに海外開拓は進むでしょうね。

世界での評価はいかがでしょうか?

社長)香港International Tea Fair Competitionで最優秀賞を獲得するなど、高評価をいただいています。これからも日本茶の良き味合を世界に拡げていきたいですね。

鹿児島知覧のまちから ~茶の声に応え続ける~

有機JAS認定書

1970年に先代から農場を継ぎ、すぐに農薬中毒で深刻な健康被害を受けました。医者からも即刻止めるように言われ、悩みましたが無農薬の緑茶栽培を決意しました。苦難を乗り越え、ようやく日本全国の百貨店や世界におりた園のお茶を届ける事ができるようになりました。これは、苦しい時に支えてくださったお客様、関係者の皆様、家族のような社員のおかげです。無農薬への挑戦から世界への挑戦と、挑戦し続ける姿勢を忘れず、茶の声に応え続けていきます。そして、この太陽の光いっぱいの鹿児島知覧のまちから、健康で栄養いっぱいのお茶を皆様にお届けします。